ついにアタマおかしくなったんだ、、、と思われかねないタイトルですね(笑)
あれは中学入ってすぐぐらいだったか、、、休日に家でおやじが加山雄三さんの「君といつまでも」を歌いながら日曜大工をしてました。
ま、取り立ててなんてことない昭和の家庭の休日風景だと思うのですが、、、、
おやじが歌っている「君といつまでも」の終盤の方、自分の知っているものと明らかにメロディが違う(自分はリアルタイムな世代ではないですが、よくラジオなどで流れていたので知ってはいた)。
自分:「なにそれ?」(半分バカにしながら)「なーに、勝手に歌作ってんの!」
おやじ:「何言ってんだ!元々こういうんだ!」(俺が正しい!)
、、、などど、もめて!?不毛なやりとりがしばらくつづいた(笑)。
結局お互い折れることはなく、その時はそれで終わったのですが、、、(自分の中では明らかにおやじをバカにしたまま終わっていた)。
しかし数年後、すっかりそんなこと忘れて過ごしていたある日、自分の浅はかさを知る出来事が。。。
ちょうどそのころ、土曜や日曜の午後などに古い映画がテレビ放送される枠があって、「若大将シリーズ」(by東宝)がちょくちょく放送されていた。
「海の若大将」を見て、「面白い!」って感じてしまったのが運の尽き!?(笑)
若大将のさわやかさ&分かりやすいストーリー展開もさることながら、青大将(田中邦衛さん)の役どころと演技も自分のツボにハマってしまいました。
トラック野郎に出ていた邦衛さんの「ボルサリーノ2」や「花巻の鬼台貫※」はよく知っていたのでそれ以前の作品での活躍を見るのも新鮮でした。※台貫=重量計
そしていよいよあらゆる意味で自分にとっての最高傑作「エレキの若大将」が放送されました。
「かっけ~な。」「このギターどこのだ!?」などど思いながら見ていたら、、、、
中盤に挿入された「君といつまでも」、、、、
ガ~ン!!このメロディ、前におやじが歌ってたやつだ。
自分の完敗でした。
(おやじが「元々こういうんだ」と言っていた意味はこれか!!)
バカにしていてごめんなさい。。。。
ろくな知識もないくせに(自分が知らないだけなのに素直に認めることなく)、安易に人をバカにするのはいけないこと&恥ずかしいことだと学びました。
これ以降、その反動で!?(だけではないが)1960年代の音楽に徐々に浸かっていくのでありました。。。
まとめます。今回のタイトルは、
「君といつまでも」の(レコード版と映画版の)メロディ違いで親ともめてバカにしたことがあったけど、自分が無知なだけでした。ごめんなさい。
の略でした。
さて、お題「#この1年の変化 」
世界の動きもそうですが、身近な部分も含めこれまでの常識がますます通用しなくなってきていると感じます。もちろんその常識とは「変化していっていいもの」、「変化していかなくてはならないもの」、「変化してはならないもの」、「変化しないようにしていかなければならないもの」など色々あると思います。その辺、柔軟に対応できるだけの知識を身につけて生きていけたらと思うようになりました。そして、なんとなく閉塞感が漂う今日この頃ですが、(大それたことなどできはしないので)少しでも何かしらプラスで前向きな気持ちになれるよう日々過ごしていけたらと。